休憩時間中のオンとオフの切り替え方

迅速かつ正確な行動が求められる看護師は、心身ともにストレスを感じやすい環境で日々働いています。勤務中は常に気を張っていなければならず、ときには重病の患者さんを担当することもあるでしょう。
集中力の低下から凡ミスを連発しないためにも、オンとオフを切り替え、穏やかな気持ちで休憩時間を過ごすことが大切です。

例えば、ストレッチや軽い体操は血流を促すのに効果的です。体がほぐれることで、リラックス効果を得ることもできます。
休憩時間とはいえ、病院の建物内にいると落ち着かないという人は、中庭や屋上など外の空気に当たれる場所で一息つくのもよいでしょう。環境を少し変えるだけでも、リフレッシュすることができます。

休憩時間はまた、同僚の看護師たちとコミュニケーションを図るのにも役立ちます。
勤務中はそれぞれが忙しく働いているため、気軽に雑談をしにくい雰囲気があるかもしれません。しかし休憩時間であれば、仕事の相談はもちろん、プライベートの話もしやすいでしょう。美味しいお菓子を用意して、楽しくおしゃべりをしながらリフレッシュしましょう。

また、休憩時間は、先輩看護師と仲良くなれる絶好のチャンスでもあります。
特に新人の看護師は、業務に役立つ有益な情報を先輩看護師から聞ける絶好の機会ともいえます。先輩に話しかけるのは少し緊張するかもしれませんが、同じ職場で働いているわけですから、良好な関係を築いておいたほうが得ともいえます。